+ ベルサイユのばら2001〜オスカルとアンドレ編〜 観劇記 +

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◆脚本について◆

もう・・・何も言いたくない(爆)。
「女のくせに」等、「女」を蔑視している発言がすっごく耳障りで、聞くたびにムッとしてしまいました。
キャラクターの性質上、多少は仕方のないことだと思うけど、必要のないところにも出てくるのがね。
さらに、「釈迦に説法」とか「盗人にも五分の論理」って・・・ここはフランスですし。いつの時代だよ?
あと、無駄なシーンばかり。
オルレアン公とプロヴァンス伯のカーテン前のシーンなんて、あれ半分でいいと思うし、その分OAのシーンに費やして欲しかった。あ、モチロン、シッシーナ&モンゼットの無駄極まりないシーンは全部いらない!
それと。今回非常に気になったのは、各シーンにつながりがなく、細切れのように感じたこと。
私は原作も読んでいるし、ヅカばらも見ているけど、初めて見た人にはわかりにくい展開だったと思います。
私でさえ、「何故ここでこのシーン???いつのまに??」っていうのが多かったくらいです。観客をバカにしてませんかね。私たちが観たいのは物語であって、名場面 集ではありません。

結論。脚本に期待する方がバカだった(核爆)。

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◆オスカル(稔幸さん)◆

素晴らしかったです・・・。ビデオや舞台で殆どのオスカルを観ていますが、その中ではダントツのオスカルでした。
何が良いって、美しくて、凛々しくて、颯爽としていて、でも母上やアンドレに対してはとても可愛らしい。それでいて品があるし。オスカル役者にありがちな力みが全くなく、良い意味で力が抜けていて。さらには声も澄んでいて良く通 り、緩急自在の細やかな演技。どれをとっても素晴らしかった。私の思い描くオスカルがそこにいました。
正直言って、ここまでのオスカルが観れるとは思ってもいませんでした。
文句の付け所がありません。ハイ。すっかりファンでございます(笑)。
但し・・・フィナーレのフランス語の歌は、フランス語とわかって聴いていてもなんだかわからなかった(爆)。
フラ語じゃないしドイツ語っぽくもない、かといって英語とも違う・・・宝塚にそれを期待するなって感じですがね(笑)。


◆アンドレ(樹里咲穂さん)◆
ちょっと若かった・・・。見た目がかわいいので、アンドレよりもオスカルやフェルの方が絶対に似合うと思う。声も高めだし。
でも、彼女の良かったところは、仕草!
毒ワインのところの強引な抱き寄せ方、去り方。そして、何よりも、キスシーン(きゃっ)!く、首!首を押さえてぐぃ〜!!だなんて、強引でえっちぃ(爆)。この強引さがアンドレだわ!!まさに「こわく・・・ないから・・・」だわ!!

◆アントワネット(星奈優里さん)◆

情緒豊かでステキでした。フェルとの別れの場面なんて、観ていて切なくなってくるほど。フェルにのめり込んでいる様子が伝わってきて、可愛いのです。
あまり女王然としすぎないところも、アントワネットらしかったのでは。
本当のアントワネットはこんな感じだったんじゃないかなと思わせる王妃様でした。


◆フェルゼン(安蘭けいさん)◆

以前から彼女はお気に入りだったので、期待していただけに・・・残念。
まず。幼い(; ̄ー ̄)A。綺麗なのだけど、ねえ。
それと、オスカルに諭されるとこで、わかっているけどでも王妃様を愛している・・・ようには全く見えず、横からおせっかいされてむかついているように見えたの。
王妃様も情緒豊かだったので、余計に、「道ならぬ恋に苦しむ二人」ではなく、「遊び人フェルが、王妃様をたぶらかして取り入っている」ようにしか見えず、王妃様が可哀想に思えたのです。
話が違っちゃうでしょ、それじゃ。


◆ジェローデル(夢輝のあさん)◆

ドスがきいていて、軍人軍人していて・・・優雅な貴族の婚約者には見えなかったわ。
原作と違う設定であっても、この作品のジェロという役を考えても、優雅に気障に演じるべき役だと思うんだけどな。
プロポーズの場面がとってつけたように感じてしまったのね〜。
あと、帽子のかぶり方がイマイチ・・・凛々しくかぶってね(; ̄ー ̄)A。


◆ベルナール(久城彬さん)◆

黒が似合ってカッコイイ!身が軽い「黒い騎士」にぴったりだったし、正義感の強いキャラが出ていたと思う。

◆ダグー大佐(高央りおさん)◆

行動がコミカルでかわいい〜!原作のままって感じ。


◆ジジ(毬丘智美さん)◆

ドスのきいた姐さんでしたね〜。絶対にベルナールとできてるでしょ(笑)。

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長々と書いてしまいました。ここまで読んで下さった方、お疲れさまでした(笑)。

脚本の悪さ(酷さ)は、のるオスカルの良さで帳消しになりましたわ。それほど良かった。
それに、なんだかんだ言っても、バスティーユではうるうるきちゃうし、今宵一夜でもドキドキする。
やっぱり、ベルばらはいいなあ。
観れてよかった、ホントに。


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