.


Nodame Cantabile

+ La vie au Conservatoire de Nodamé +

1.Qu'est-ce que c'est, le Conservatoire? コンセルヴァトワールとは

 コンセルヴァトワール。
 日本では、「パリ音楽院」として認識されていますが、実は、コンセルヴァトワールと呼ばれる学校はフランス全土にたくさん存在しています。また、音楽に限らず、芸術全般を教える学校なのです。
 私が滞在していたボルドーにもコンセルヴァトワールがありますが、最初は友人の彼がここに通っていると聞いて、「何故ボルドーからパリに通うんだろう?(TGVで3時間かかります)」と不思議に思ったものです。

  そもそも、コンセルヴァトワールConservatoireというのは、「価値ある芸術を守り保持し、振興するための公立教育機関」で、その名はconserver(保持する)から来ています。
扱う芸術分野は学校によっても異なりますが、音楽、ダンス、演劇、美術などです。
 よって、コンセルヴァトワールは全国各地にあり、いくつかの種類に分けられます。

1)Conservatoire National Supérieur de Musique(国立高等音楽院・CNSM)
 パリとリヨンの2つあります。「Supérieur(高等)」と名のつくように、フランス国内における最高峰の教育機関です。
 日本で「(パリの)コンセルヴァトワール」と言うと、これを指すことが多いようです。日本人音楽家でここを出た人も多いからでしょうか。
 のだめの通うパリのCNSMは19区(パリ北端)の音楽都市ラ・ヴィレットLa Viletteにあります。

2)Conservatoire National de Région(国立地方音楽院・CNR)
 文字通り、各地にある35の国立教育機関です。レベルはまちまちで、パリのCNRが最もレベルが高いとされているようです。ボルドーのコンセルヴァトワールもこれです。
 フランクが通ったことのあるという「パリ市のコンセルヴァトワール」もおそらくこれだと思います。

3)国・公立音楽院
 CNSM、CNR以外にも国公立の学校が多く存在しています。
 パリには20の区ごとに区立の音楽院(Conservatoire Municipal de Musique)があります。


  フランスの教育機関は全般的に国立(もしくは公立)が多く、私立は少数派です。高等教育機関に関しては特にそうで、キリスト教系大学を除くほとんどの大学は国立です。大学の他に、エリート育成機関であるグランゼコール(Grandes Ecoles)も国立です。
 そのおかげで、授業料がとにかく安く、パリのCNRMでも年間授業料(登録料)が400ユーロ(約6万円)+社会保険料(Sécurité Sociale)約100ユーロ。通常の大学も同じです。日本の学校とは大違いですね。
 その他、私立の音楽学校もあり、中でも有名なのは、ユンロンが通うエコール・ノルマル音楽院(Ecole Normale de musique de paris -Alfred Cortot)やLa Schola Cantorum(何と読むのか・・・スコラ・カントラン?)などがあります。エコール・ノルマルにはピアニストの上原彩子さんも在籍してますね。


【参考サイト】
日仏文化協会
パリ国立高等音楽院(CNSMDP、のだめの学校)
初出:2006.1.3


2.入学試験
3.コンヴァト生活

のだめコラムTOPへ