アンヴァリッド
- Invalides -
M8/13,RER-C Invalides下車

 

 華やかなアレクサンドル3世橋を渡ると、正面に金のドームが見えます。英雄・ナポレオンが眠る、アンヴァリッドです。


 1671年、ルイ14世は、重傷の兵士た退役軍人を収容するための王立廃兵院 Hôtel Royal des Invalides の設立を決定し、1674年より実際に収容を始めました。その30年後、ドーム教会が建立されました。

 1789年7月14日、民衆はここアンヴァリッドから武器や大砲を奪い、バスティーユ牢獄を陥落させ、フランス大革命の火蓋が切って落とされたわけですが、アンヴァリッドはその後も革命の略奪から逃れていました。しかし、1791年に暴力的に国立廃兵院 Hôtel Nationale des Millitaires Invalides に変えられ、他の多くの施設同様、王家の紋章を剥ぎ取られました。

 アンヴァリッドはその後、ナポレオン支配下でその機能を取り戻しました。セント・ヘレナ島から移されたナポレオンは、ドーム教会に葬られました。また、ジェローム・ボナパルトをはじめとしたナポレオンの兄弟、配下の将軍達もその周囲に祭られています。

 第三共和制の時代になると、本来の目的である負傷兵が激減したため、廃兵院としての規模を縮小し、1896年、アンヴァリッドに軍事博物館が置かれました。現在は軍事博物館や立体地図博物館が置かれています。


 軍事博物館には年代毎に武器や軍服などが展示され、
ナポレオンのデスマスクや臨終場面の再現もここで見ることができます。中庭には大砲が並べられ、ベルばらファンには心躍る場所となっています(笑)。


公式サイト:http://www.invalides.org/

BACK